打ち心地が最高なキーボード「Happy Hacking Keyboard」が気になるので調べてみた。

最近、会社の方が使っていたあるキーボードを触らせて貰ったんですが、打ってみてその打ち心地に感動しました。

正直今まで自分専用のキーボードを会社に持ってきていた人を、意識高い系と思い遠い目で見ていたところがあるのですが(^ ^;)、認識を改めて色々調べてみることにしました。

今回調べた内容の概要は以下の通りです。

【超概要】

  • PFU社のHHKBについていろいろ調べました
  • HHKBの特徴1:打ち心地が最高!
  • HHKBの特徴2:超コンパクト!
  • HHKBの特徴3:『ホムポジカッケェ』ができる!

 

打ち心地が良かったキーボードの正体

調べた結果、気になっていたキーボードは「Happy Hacking Keyboard」だということが分かりました。

自分の記憶が確かなら、見た目はこんな感じでした。

by Happy Hacking Keyboard Professional JP

とても小さくコンパクトで余分なキーを全て排除したような造りになっていました。色も特徴的で黒色という感じではなく、灰色に近かったです。

 

 

Happy Hacking Keyboardについて

Happy Hacking Keyboard(HHKB)とは株式会社PFUより販売されているハイスペックキーボードのことです。

東京大学名誉教授の和田英一氏とPFU研究所の共同研究によって生み出されました。

打ち心地の良さ(打鍵感)をとことん追求して作られており、エンジニアやライターなど文字を多く打つことを生業としている方々に絶大な人気を誇っているらしいです。

HHKBには他のキーボードにはない特徴が数多くあります。

  • 静電容量無接点方式
  • コンパクトなサイズ
  • 独特なキー配置
  • ファンクションキーを使った特殊操作

一つずつ詳しく説明していきます。

 

 

静電容量無接点方式

静電容量無接点方式とはキーボードのキー構造の種類のこと言い、キースイッチには静電容量無設定方式を含めて4種類あります。

一つ一つ説明して聞くと長くなってしまうので、簡単に特徴を書くと以下の通りになります。

  • メンブレン方式
     値段が安い。上下2枚のラバーシート構造。ストロークは深く弾き返すような打鍵感。
  • パンタグラフ方式
     支持構造。値段が安い。すごく薄い構造でノートPCによく使われる。打鍵感は軽め。
  • メカニカル方式(接点接触型)
     軸の種類がいっぱい(茶軸/黒軸/白軸/青軸/赤軸)。キーストロークが深い
  • 静電容量無接点方式
     値段が高い。静電容量の変化を検出する構造。キーストロークが深い。耐久性が高い。

静電容量無接着方式はキー操作を静電容量の変化で検出するため、キーと基盤とが物理的に直接触れることがなく、打ち心地が良くさらに耐久性も高いのが特徴らしいです。

by 静電容量無接点方式

HHKBにはタイプによってメンブレン方式と静電容量無接点方式の2種類があるようですが、自分が実際触ったのは静電容量無接点方式のモデルでした。どおりで打ち心地が良かったわけです。

 

 

コンパクトなサイズ

HHKBはすべてのモデルがコンパクトに設計されています。

調べたところHHKBの大体のサイズが294mmで、世に出回っているキーボードのサイズ感は350mm~450mmだったため、とてもサイズが小さいことが分かると思います。

そのためかHHKBを愛用している方の中では、普段外出するときも持ち運んでいる方や、ノートPCを使う際にわざわざHHKBをつないで使っている方も結構いるらしいです。

ノートPCの上にキーボードを置くための台まで存在しています。とてもHHKB愛を感じますね!

 

 

独特なキー配置

こちらの画像を見てください。HHKB Professional2の英語配列の見本となります。


by Happy Hacking Keyboard Professional/Professional2

世にあるキーボードと比べて明らかにキーの数が少ないです。

テンキーが無いのもそうですが、F】キー(F1~F12)や方向キーまで存在せず、不要なキーをとことん排除した洗練されたデザインになっています。個人的には方向キーくらいはつけてもイイじゃないかと思いますが^^;。

別のタイプとして日本語配列のキーボードもラインナップされています。

こちらのタイプは方向キーやバックスペースキーがちゃんと付いていて、従来のキーボードに近い配置をしています。

 

 

ファンクションキーを使った特殊操作

独特なキー配置のHHKBですが、このキー数だとかえって使いづらいように思うかもしれません。実際私も初めて見たときそう思いました。

例えば、方向キーが存在しないのにカーソル移動はどう行うのか?

そこで登場するのがファンクションキー】(Fnキー)です。Fn】キーを押しこむことで、各対応したキーの入力内容が変更されます

下図はFn】キーを押した際の配列になります。


by Happy Hacking Keyboard Professional/Professional2

【Fn】キーを押すことで番号キーなどがあった上段部分が【F】キーに変更され、さらに【バックスペース】が【Delete】になり、【矢印】キーなども使えるようになります

 

【Fn】キー操作のメリットはどこあるのか。それは一言でいうと「ホームポジションを崩さずに作業できる」ことです。

殆どのキーボードには【矢印】キーが付いていると思いますが、少し離れた位置に配置されていることが多いです。そのため文字を入力している際、カーソル移動をするために【矢印】キーを押し、何度もホームポジションを崩しながら作業している経験はありませんか?

自分がまさにそうでした。

HHKBならFn】キーが丁度右小指で押せる位置にあり、さらに「【Fn」キー + 【[';/】」で【矢印】キーと同じ操作ができるため、ホームポジションを崩さずに作業することが可能なのです。

確かにこれはキー操作のスピードを上げるために合理的だし、作業スピードが上がるという噂も分かる気がします。

 

打ち心地良く作業が速くなる上、さらに使っているだけで『ホームポジションを崩さずに作業するオレ、カッケェェ!』と良い気分になることができるんです。

この『ホームポジション、カッケェェ!』ができると気付いた瞬間から、どうしようもなくHHKBが欲しくなりましたw。

独特なキー操作故、最悪の場合作業効率が多少落ちてもいい!『ホムポジ、カッケェ』ができれば日々の作業が少しは楽しくなるのでは?しいては「HHKB触りたい→キー操作楽しい→仕事楽しい」みたいないいスパイラルにつながるのでは?と思ってしまったんです。

すごく安直ですが。。。

 

 

まとめ

ざっくりとですが、HHKBの特徴について調べました。

人気のキーボードということで、その人気を裏付ける他にはない特徴が数多くあることが分かりました。

次回は、HHKBのラインナップをより深く掘り下げて、自分の欲しい機種はどれなのか、探っていきたいと思います。

 

 

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投稿日:2019-06-07    更新日:2021-01-03

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[Name : POCO(@PocoIt2019)]
都内で社内SEをしているおじさん。
仕事で得られる知識だけでは限界を感じ、 WEBの勉強がてらITブログを開始。
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現在は勉強のモチベーションを保つために活用中。
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