【レビュー】ゲーミングチェア「AKRacing Pro-X」を一ヶ月間使ってみての感想。良い点・悪い点
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今年の3月の末頃、1つのゲーミングチェアを買いました。
その商品とはAKRacingというメーカーのPro-Xシリーズで、AKRacingのシリーズの中では2番目に高い商品です。
ゲーミングチェアを買おうと思い始めたは去年の12月で、そこからネットでいろいろ調べたり実際に座り比べるために展示されている店舗に行ったりしてきました。
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調べに調べ吟味して購入したものなので、基本的に使い心地は満足しています。
しかし1ヶ月間使ってみて、予想通り良かったポイントや予想外に悪い点など色々見えてきたので、自分の主観ではありますが感想を記事にしたいと思います。
まず最初に、結論として感想を箇条書きにまとめと以下の感じになります。
- 良い点
リクライニングがイイ
キャスタの安定感がイイ
4Dアームレストの調整幅がイイ - 悪い点
ヘットレストいらない?
ホコリやゴミがたまりやすい?
やっぱり蒸れる
それでは一つずつ詳細に説明してきます。
AKRacing Pro-xシリーズの良い点
リクライニングがイイ
AKRacingシリーズの最大の売りでもある機能がリクライニング機能です。
なんと可動域が180°もあり、完全に寝そべる形まで背もたれが倒すことができます。
AKRacingのゲーミングチェアは特にリクライニング機能が優れていて、倒れる挙動もスムーズだし、背もたれ部がしっかりしているので安定感があります。
自分でも実際にゲームや作業などしていて疲れたらリクライニングを良く使いますが、気持ちよくてそのまま寝落ちしてしまうこともしばしばありました。
180°まで倒せば余裕で一晩寝ることも可能です。(ただしベットで寝ることに越したことないですが。。。)
ただし注意点として180°倒しても上半身は安定していいのですが、下半身、特に膝から下が宙ぶらりんの状態になってしまい、どうしてもきつくなってしまいます。
ゲーミングチェアを使って眠るためには、足を支えるためにオットマンなどがどうしても必要になります。
AKRacingでもオットマンは別売りで販売されています。
自分の場合は以前使っていた椅子があるので、それをオットマンと代わりに使っています。
これなら安心してぐっすり寝ることができます。
キャスタの安定感がイイ
自分はNitroシリーズかPro-Xシリーズかで迷ったとき、決め手になった一つがキャスタです。キャスタとは足のローラーの部分のことです。
Nitroと比べてPro-Xシリーズは一回りサイズが大きく、足の部分の造りもしっかりしています。
キャスタの安定感はゲーミングチェア全体の安定感につながると思いPro-Xを選びましたが、実際使ってみてその予想は当たっていたと思います。
あと、使っていてさらに良かった部分として、下記図のように足の先の部分に足を置きやすい造りになっており、普段はここに足を置けるので非常に便利です。
4Dアームレストの調整幅がイイ
使う前は予想していませんでしたが、実際に使ってみて良かったのが4Dアームレスト機能です。
とても可動域や調整幅が広く、いろいろな体勢の肘置きに対応できます。
ゆったり腰を据えてゲームをするときやプログラミングをするときの肘置きにも、4Dアームレストならちょうど良い位置に調整可能です。
下の図はの通り、右に左にとアームレストのアタマを振ることができます。
前後に最大7段階まで動かせます。
下記の通り、上下にもかなりの幅で調整可能です。
AKRacing Pro-xシリーズの悪い点
ヘットレストいらない?
ヘットレストって実際みんなどう使ってるんでしょうか?
自分の場合は背もたれ部の穴に通す形で固定して使っているのですが、どうも首元のベストなポジションに当たりません。
下図は背もたれ90°の時のものです。首元ではなく肩あたり当たってしまっています。
今度は120°あたりに倒したときの画像です。この角度で使うのが自分には一番しっくりきて、ちゃんと首元を支える形になっています。
180°まで倒し切ると、今度は首元を超えて頭の真ん中で当たってしまい、少し窮屈な感じになってしまいます。
少しわかりずらいかと思ったので、3枚の画像を合わせてみました。やはり位置が少しずつズレてしまうのが気になります。
※180°は画像を縦向きにしています。
結局のところヘットレストを固定するとリクライニングの角度で位置がズレてしまい、すべての体勢をカバーすることが難しいです。
いろいろ試行錯誤して行き当たった答えが、
『オットマンいらなくない?』
ということです。結論が極論になっているのが悲しいですが、最終的な自分の結論がこれでした^^;。
ただし一つ個人的にあみ出した使い方として、普段使いではオットマンを穴に通さず上から回して固定して使うようにし、180°倒して寝るときはオットマンを外して使うようにするとストレスなく使えます。
上から回してオットマンを固定した方が、着脱が楽なのでオススメです。
ホコリやゴミがたまりやすい?
使ってみて気になる点としては、ホコリなどのゴミがたまりやすいところです。
ただ、たまりやすい場所は限られているので、ポイントを絞って念入りに手入れをすれば問題無さそうです。
たまりやすいポイントの1つ目としては、背もたれ部と座部の間の両サイドです。
もう一つたまりやすい場所は、座部です。特に溝になっている部分がたまりやすいので念入りに掃除するようにしましょう。
やっぱり蒸れる
3月中旬から4月末まで使い途中まで全く問題ありませんでしたが、段々暖かくなるにつれて若干蒸れてくる感じが出てきました。
購入前に通気性の良いファブリック素材(布製)か耐久性のあるレザーが悩んで、長く使うものだからレザーを選んだので多少蒸れるのは覚悟してましたが、5月手前でこの蒸れ感だと夏場はどうなるか、、、と思ってしまいました。^^;
蒸れる箇所としては背もたれ部と座部の2箇所で、まだ背もたれ部は気になりませんが座部はちょっと対処が必要なレベルです。
そこで真ん中が開いているタイプのクッションを使ったところ、かなりの蒸れを軽減できました。以前から使っていたクッションがあったので試しに使ってみましたが、思いのほか効果がありました。
それでも蒸れるのがイヤだ、という人はファブリック素材のゲーミングチェアがオススメです。
素材が布製になっているため通気性が高いのが特徴です。ただし布であるが故に使い倒すと表面がほつれるらしいので、耐久性はレザーより低そうです。
まとめ
今回、AKRacingのゲーミングチェアを1ヶ月間使ってみての良い点と悪い点をご紹介しました。
使ってるうちに購入前では気づかなかった悪い点が見えてきましたが、今のところ改善策を模索しつつ概ね満足して使えています。
安い買い物ではないので、もしゲーミングチェアの購入しようとしている方いたら、今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。