【PHP】NetBeansを使ってPHPのデバッグ実行をする
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カテゴリ:
- PHP
phpにはデバッガとしてXDebugデバッガが標準で入っていると思いますが、それをNetBeans上からデバッグ実行するやり方です。
用意するものとして、
- PHP: バージョン5
- Webサーバー: Apache HTTP Server 2.2 (推奨)
- NetBeans IDE: PHPダウンロード・バンドル
- PHPデバッガ: XDebug 2.0以降
- OS: Windows10
が必要です。
手順
※上記の必要なものがすべてインストールされている前提で説明します。
①
まずPHPで XDebugを有効にするために設定ファイルを変更します。
php.iniの修正(XAMPPなら<[ダウンロードしたフォルダ]\xampp\php\php.ini>)、設定ファイルの末尾部分を以下のように修正してください。
[XDebug]
zend_extension = "C:(XAMPPがダウロードされるフォルダ)\php\ext\php_xdebug.dll"
xdebug.profiler_enable = 1
xdebug.remote_enable = 1
xdebug.remote_handler = "dbgp"
xdebug.remote_host = "127.0.0.1"
②
NetBeansを立ち上げて、[ツール]->[オプション](Macの場合は[NetBeans]->[プリファレンス])->[PHP]オプション->[デバッグ]タブを選択。
- デバッガ・ポート:9000
- 最初の行で停止のチェックを外す
※上の設定は好みが分かれます。デバッグ実行時に必ず処理の最初で止めたい場合はチェックを入れて下さい。 - セッションID:netbeans-xdebug
- デバッガ・コンソールを表示にチェック
上記のように設定してください。
設定は以上です。
ワンポイント
実際にデバッグ実行する方法は、[デバッグ]->[プロジェクトをデバッグ]を選択すると、ブラウザが自動で立ち上がりそこからデバッグ実行が行えます。
- ※事前にチェックポイントを設定してくことをお勧めします。
チェックポイントは、ソースコードの行番号のところをクリックすると赤い四角のマークがつくかと思います。
そうすることで、デバッグ実行時にその処理で一時停止することが可能です。 - ※[F8]キーで一行ずつ実行、[F7]で内部の処理に入る、[F5]次のチェックポイントまで実行
投稿日:2020-03-23
更新日:2020-03-23